クレカ積立始めたいけど、どれを選んだら良いかわからないといった悩みを抱えていませんか?色々な種類があって自分に合ったものはどれか迷ってしまうこともあるでしょう。
ここでは複数の会社から提供しているクレカ積立について、それぞれ比較をしておすすめをご紹介します。
どれを選ぶと良いかは人によって違いますので、自分に合ったものをうまく選ぶポイントも解説します。私もクレカ積立をしていますがポイントを押さえて選んだため、コツコツと資産を増やし続けられている上、毎月お得にポイントを獲得できています。
自分に合ったクレカ積立を選んで投資による将来に備えた資産運用とポイント稼ぎを始めましょう!
【自己紹介】
コロナを機に投資を始め、クレカ積立歴は約2年ほどの初心者です。
自動的に積立され資産運用ができ、毎月ポイントも獲得、初心者でも簡単にできるのでお得なクレカ積立は大のお気に入りです。
FIREに向けて日々情報を集めることを楽しみとしながら生活しています。
**積立投資がいまいちわからないという方はこちらの記事もあわせてどうぞ**
クレカ積立とは?
まず、クレカ積立とはとてもお得に投資ができると最近話題を呼んでいる投資方法です。
どの投資先に毎月いくら積立をするのかをあらかじめ決めて設定をし、その際支払い方法をクレジット払いに設定します。そうすると毎月積立投資の支払い金額の1%だったり0.5%、クレジットカード会社のポイントが付与されます。
最初に例えば「毎月1万円を決めた投資先に積立する」と設定をすると、自動的に積立てくれます。
投資したお金は運用され数年後には資産が増え、かつこの支払いをクレジット払いにするだけで毎月ポイントも付与されるので利用しない手はありません。
**ここで注意ですがこれはどの証券会社・クレッジトカードでもこの方法でできるわけではありません。クレジットカード払いでポイントがつくサービスがあるものは以下の通りです。
クレカ積立のメリットはポイント還元
積立投資の支払いをクレジット払いにすることで、その決済額に応じてクレジット会社のポイントが付与されることが大きなメリットです。付与されるポイントはカード会社によって違いがあるものの、月5万円を積立投資設定していると年間では積立投資金額は60万円となり、ポイント還元率が1%であれば年間6000ポイント獲得できます。もしこの積立投資をカード払いに設定しなければポイントはもらえないので6000ポイント獲得の機会を逃してしまいます。
**余談**
投資は必ずプラスになる保証があるわけではなく、世の中の情勢などでリスク・リターンが変動し、投資信託であれば平均利回りは3~10%程と言われています。もし100万円投資した分が1年後に105万円になった場合は利益が5万円、この場合が利回り5%です。これに加えクレジットカード払いにしておくとポイント付与されるので、それだけでポイント獲得分利回りが確実に確保されたものと同じとなります。これは大きなメリットでもあり、積立投資のクレジット払いは大きな話題を呼んでいます。
クレジットカードに設定するだけで年間6000ポイント(積立金額月5万で1%還元の場合)獲得出来るなんて見逃せません。
早速、クレカ積立のサービスを提供している中でおすすめの証券会社×クレジットカード会社を紹介します。
クレカ積立【おすすめ4社を比較】
おすすめ①マネックスカード×マネックス証券
マネックスカード | |
年会費 | 無料 *2年目以降550円 1度以上使用すれば無料 |
限度額 | 100万円ほど |
国際ブランド | JCB |
ポイント | マネックスポイント |
締め日・支払い日 | 5日締め・翌27日払い |
サービス | ETC・キャッシングなど |
2022年2月より始まったサービスで、ポイント還元率が年会費無料のクレジットカードの中では1番還元率が高いです。
月5万、年間60万の積立投資をしたら6600ポイント還元されますので、他のサービスと比べてもかなり多いポイント数を得られます。ポイントの使い道としては他のポイントサービスへの交換が可能で、Tポイントやdポイント、他にはAmazonギフト券に交換できるので使い道も多くあります。
マネックスカードについての詳細はこちら→マネックスカードから確認できます。
*マネックスカードを作るにはマネックス証券の口座開設が必須です。今ならキャンペーンもおこなっているのでぜひ。
マネックス証券についての詳細はこちら公式サイト→マネックス証券
から確認できます
おすすめ②三井住友カード×SBI証券
三井住友カード | |
年会費 | 無料 |
限度額 | 10~100万 |
国際ブランド | VISA・Master |
ポイント | Vポイント |
締め日・支払い日 | 15日締め・翌10日払い |
サービス | 家族カード・ETCなど |
公式サイト | 三井住友カード |
SBI証券 | |
商品数 | 2500本 |
最低積立金額 | 100円から |
還元率 | 0.5%~5% |
預かり区分 | 特定・一般 NISA・つみたてNISA |
買い付け日 | 毎月1日 |
上限 | 50000円/月 |
公式サイト | ◆SBI証券◆ 口座数はネット証券No.1! |
2021年6月より始まったサービスです。一般カード・三井住友カード(NL)ではポイント還元率が0.5%ですが、プラチナカードだとポイント還元率が2%です。
プラチナカードは年会費が必要なので、クレッジトカードの付帯している特典が自分の使い方と合っているようであれば、積立投資のポイント還元率2%はかなり高還元率なのでお勧めです。
また、SBI証券での投資信託の保有数に応じたポイントももらえます。保有金額が1000万未満であれば年率0.1%、1000万以上であれば年率0.2%の還元率でもらえるので、ポイントの二重取りが可能です。
ポイントは【Vポイント】が貯まり、使い道は三井住友カードの支払いに充当したり、景品交換や他社ポイント移行、アプリをダウンロードして店舗やネットショッピングでのお買い物に利用することができます。
三井住友カード(NL)に関する詳細はこちら→三井住友カード(NL)から確認できます。
*上記から三井住友カード(NL)についてお得に入会できるキャンペーンも確認できます。入会時に5000ポイント相当もらえたり、キャンペーン期間によってはもっともらえる時もあるので確認してみてください
SBI証券に関する詳細はこちら→◆SBI証券◆ 口座数はネット証券No.1!
から確認できます。
おすすめ 楽天カード×楽天証券
楽天カード | |
年会費 | 無料 |
限度額 | 100万 |
国際ブランド | VISA・JCB・Master・ American Express |
ポイント | 楽天ポイント |
締め日・支払い日 | 月末締め・翌27日払い |
サービス | ETC・海外旅行保険 キャッシングなど |
公式サイト | 楽天カード |
ポイント還元率は1%、楽天経済圏での生活されている方は楽天カード×楽天証券での利用をおすすめします。またポイントが貯まる上、ご存じの通りポイントの使い道も豊富にあります。楽天PAYで使用したり、お買い物やクレジットカード払いの充当に当てられたり使い道に困ることはないでしょう。
余談ですが、楽天証券と楽天カードを合わせて使用するのであれば、一緒に楽天銀行も利用するとさらにポイントが貯まります。
楽天証券と楽天銀行を結ぶ【マネーブリッジ】で金利は0.1%です。(注:銀行口座残高300万円分まで)メガバンクの金利は0.001%程なので約100倍の金利が得られますし、楽天銀行のハッピープログラムにエントリーすると、投資信託の保有数によってポイントがもらえます。月末時点で初めて10万円の保有に達した場合は10ポイント、30万に達したときは30ポイント、50万に達したときは50ポイント・・と最大2000万に達した時までポイントが付与されます。
注意点
2022年9月買付分より還元率が変更になります。代行手数料が0.4%を下回る投資信託に積立投資している場合は還元率が0.2%に下がります。代行手数料が0.4%以上の投資信託に投資している方は今まで通り1%還元されます。なのでこのあたりも考慮し選択すると良いでしょう。
代行手数料0.4%以下ってどういうこと?
投資信託は、私たちがお金をプロに預けて、プロが代わりに運用して利益を生み出してくれています。
なのでその分手数料が発生、それが代行手数料です。
代行手数料は、投資額の何%になるのかは投資先の商品によって違い、投資金額の0.1%ほどで済む商品などはとても人気です。例えばeMAXIS Slim米国株(S&P500)やeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリ―)などと言った商品が挙げられます。
楽天カードについてはこちら→楽天カード
から確認できます。
*上記からお得に入会できるキャンペ―ンを確認することができます。入会するだけで5000~8000ポイントもらえますよ。以下にも楽天カードについて記事を書いていますのでよろしければどうぞ。
楽天証券についてはこちら→楽天証券
から確認できます
おすすめ④au PAYカード×au カブコム証券
auPAYカード | |
年会費 | 無料 *auユーザー以外は1375円 |
限度額 | 1~100万 |
国際ブランド | VISA・Master |
ポイント | Pontaポイント |
締め日・支払い日 | 15日締め・翌10日払い |
サービス | 海外旅行保険など |
auカブコム証券 | |
商品数 | 1572本 |
最低積立金額 | 100円~ |
還元率 | 1% |
預かり区分 | 特定・一般 NISA・つみたてNISA |
買い付け日 | 毎月1日 |
上限 | 50000円/月 |
公式サイト |
2022年3月から始まったサービスです。期間限定とはいえ、スマートフォンをauで利用している人はなんと5%の還元率なので見逃せません。UQモバイル利用者も3%と、他のサービスよりもかなり高還元率ですので該当する方は検討をお勧めします。
月5万円積立投資した場合、5%還元は年間で3万ポイント、3%還元だと18000ポイントです。上記2つの回線を利用していない方でもポイント還元率は1%なので十分です。
また、投資信託の保有数に応じてポイント付与もあります。通常銘柄の商品を100万未満の保有で0.05%加算、100万~3000万の保有であれば0.12%などの還元を受けられます。
以上、クレジットカード会社×証券会社・4社をご紹介しました。
気になる会社はありましたでしょうか?
クレカ積立の注意点
クレジットカード積立はポイント還元という大きなメリットがありますが、注意点もあります。
知っておく必要はあるので必ず押さえておいてください。
買付日が決まっている
本来であれば、株価が下がったタイミングで購入する方が利益をうみます。
ですが、クレジットカード払いに設定すると買付日が固定され、毎月1日、15日、などカード会社によって決められています。そのとき株価が上がっていたとしても自動的に決められた日に買い付けとなるので自分で決めることは出来ません。ただ、株価の変動によって売買をする方法は上級者向けですので、初心者にはあらかじめ買い付け日が設定されているほうが着実に投資ができるでしょう。
上限金額が決まっている
投資した全て無限にポイントを得られるわけではありません。だいたいどこのクレジットカード会社も、月5万円分までの積立投資でポイント還元と設定があります。もし月10万円積立投資したい場合はA社で月5万円、B社で月5万円などと分散して積立投資することで両社からポイント得ることもできます。
ショッピング枠での扱いとなる
また、各カード会社、利用限度額が設定されています。毎月5万円積立投資するのであれば、毎月必ずその分クレジットカード利用となるので限度額から積立投資分を引いた分がショッピング利用限度額となることにも注意する必要があります。普段からカード利用金額が限度額ぎりぎりの場合は別のクレジットカードでの積立投資をおこなったほうが良いでしょう。
クレカ積立を選ぶポイント~うまく選べばポイント還元率UP~
クレジットカード積立について理解したところで、ではどのサービスを選択したら良いのでしょうか?
どこも魅力的なサービスを展開されていますが、自分に合ったものでなければ意味がありません。選択するポイントを押さえて、自分に合うサービスを見つけてみてください。
高還元率なら「マネックスカード×マネックス証券」
年会費無料のクレジットカードで高還元率を狙うのであれば、マネックスカード×マネックス証券をおすすめします。他社より高還元率の1.1%なので、少しでも多くポイントを還元したい方には検討してみてください。ただ、マネックスカードはマネックス証券の口座を保有している人しか作成できないので、おそらく新たにカード作成する必要がある方が多いでしょう。クレジットカードが増えてもしっかり管理できるかも考慮してみてください。
楽天ユーザーなら「楽天カード×楽天証券」
普段から楽天圏で生活している方は、楽天カード×楽天証券をおすすめします。クレジットカードも証券会社の口座もすでに持っていれば積立投資も開始しやすいですし、自身の貯まったポイントの使い方もわかっているので無駄なく利用できます。
auユーザーなら「au PAYカード×au カブコム証券」
普段からauやUQモバイルを利用している方はau PAYカード×au カブコム証券をおすすめします。初めの12カ月限定とはいえ、3~5%のポイント還元はびっくりするくらい高還元率です。普段の生活で活用しているサービスを同じ系列の会社で揃えるとより多くのサービスが還元されます。
ポイント二重取りなら「三井住友カード×SBI証券」
クレジットカード積立のポイント還元だけでなく、保有している投資信託に応じたポイントも獲得することができます。また三井住友カードやSBI証券は選ばれやすいサービスでとても評判が良いため、すでに保有している人はすぐに始めることができます。
普段から使っているクレジットカードで積立投資をおこなう
まずは持っているクレジットカードでの積立投資を始めると気軽に始められる上、管理もしやすいため大きな負担にはなりません。慣れてきてから違うサービスも加えて追加することを検討してみても良いでしょう。ただ、今はクレジットカード作成するだけでポイントがもらえたりキャンペーンも多いので作ってみても悪くないです。クレジットカードの引き落とし先を変えた方が家計の管理がしやすくなるため、クレジットカードを複数枚保有している人も増えてきています。複数枚保有する事が自分にとって問題ないか検討してみてください。
毎月の投資額が5万円以上できる場合は複数のサービス利用する
もし「月に10万円積立投資をしたい」と言った方は複数のサービスを利用するとより多くのポイント還元ができます。10万円の積立投資をおこなってもポイント還元は5万円分です。なので2つのサービスを利用してそれぞれ5万円分ずつ積立投資をおこなうと10万円の投資分全てポイント還元の対象となりますのでぜひ検討してみてください。
ただし注意点としては自分の保有するクレジットカードや証券会社が複数となるので管理が面倒な方や、新たに開設することに抵抗がある方には向きません。新たな開設の際は様々な特典がある場合がほとんどなので損はしませんが、開設後の管理ができるか考えてみてください。
ちなみに私は、楽天圏での生活をしているので【楽天カード×楽天証券】をまず利用し始めました。
個人的に複数のサービスを使っても管理ができる自信があったので、もともと保有していたSBI証券、そして三井住友カードを作成して【三井住友カード×SBI証券】も利用し始め、最後【マネックスカード×マネックス証券】の両方とも新たに開設して利用を始めました。
個人的にはauユーザーであれば、【au PAYカード×au カブコム証券】は外さなかったですが、auユーザーではなかったので断念。
また新たなサービスが出ないか注目しています。
まとめ
ここ最近、クレカ積立サービスがどんどん出てきて、私たちも投資をお得にできるようになってます。
銀行に預けていてはほんのわずかな金利しかもらえませんが、銀行に預けるような感覚で積立投資しておくと将来の資産になりますし、ポイントも貯められるこのサービスを利用しない手はありません。ぜひ挑戦してみてください!